TOP育毛コラムシャンプーの使いすぎは逆効果?

育毛コラム

2017/07/27

シャンプーの使いすぎは逆効果?

こんにちは!育毛野郎です。

何もシャンプー代がもったいない、という話ではない。なぜシャンプーするのかというと、薄毛のわれわれにとっては、頭皮を清潔に保つためということになるが、シャンプーに使いすぎによる育毛への弊害もあるというお話。

頭皮が清潔でない状態というと、原因は断然皮脂! 皮脂のせいで髪は脂っぽさを増し、少ない髪が余計に少なく見える……。となると、洗わなきゃ!となる。
(しかし、これには理由があり、中年ほど髪が脂ぎって見えるのはなぜでしょう? ※答えは文末に。)

そういうわけで、毎度の洗髪はやっぱりシャンプーでないとダメなんだよね、不思議なもんで。顔はお湯や水で洗ったり、ウェットティシュの類で拭ってもある程度さっぱりするのに、髪はふわっとしない。シャンプーで洗って、乾かすほどにふわっふわっと。なので、やってしまうのだ、またシャンプーを。

でもそのシャンプーの使いすぎが育毛にはいけないという。過度な洗髪で皮脂を落としすぎることにより、体は反応し、より皮脂を分泌しようとします。そう、皮脂がいけないわけではないのだ。皮脂は外部からの刺激から頭皮を守ったり、水分の蒸発を防いでくれているのだ。

そんな皮脂をシャンプーで根こそぎ洗い落とすことで、皮脂の追加発注が行われ、過剰な分泌が促される。それで、またギトギト頭に。そしてシャンプー、とまさに負のスパイラル状態。

その解決策としてよく持ち出されるのは、一日一回の洗髪。それも夜。でも、朝のシャンプーでないと、髪ふわっにならない、決まらない。ではどうするか。

そこで行きついた結論は、頭皮の保湿。要はシャンプーの使いすぎで皮脂を落とし過ぎた場合、防御反応としてさらなる皮脂の分泌があるのだから、皮脂が分泌される前に、頭皮を保湿して余計な皮脂の分泌を抑えてしまおうというわけだ。

皮脂量自体、20代も60代も大して変わりはないそう。ただし、肌の水分量が違うのだ。年齢を重ねるほど水分量は減っていく。適度に水分補給をすることで、肌も過剰に皮脂を出さなくなる。

頭皮の水分補給といえば、そう、育毛剤。どの育毛剤も生えるとは言わないが、保湿という意味だけでも自分に合ったものを選んで使えば保湿にはなりますよね。

そうやって負のスパイラルを脱すれば、朝の洗髪はシャンプーを使わず、お湯だけでも構わないかもしれない。※お湯シャンについては、また別途。

とくに夏場。薄毛をついて照り付ける強烈な紫外線、暑さと湿度から吹き出る汗、と思えばエアコンによる乾燥など、頭皮に一番のストレスがかかる時期。清涼感のある(気持ちがいいという意味、アルコールは絶対NG!)育毛トニックで、すっきり爽やかにいきましょう!

※中年の頭が脂っこい理由とは。年齢が上がるごとに水分量が下がり、若かりし頃では気づかない脂分がとくに目立ってしまうためです。