2017/07/28
こんにちは!育毛野郎です。今回は育毛を気にしているとよく聞く気になる噂を集めました。それって、ウソ? ホント?
【 習 慣 】
帽子は頭が蒸れるからハゲる!
帽子をかぶり続けることで頭が蒸れるのは、もちろん頭皮環境に悪いけど、紫外線をバンバン浴びたりするのは、それはそれで頭皮に悪い。毎日洗髪して、髪や頭皮を清潔に保てば、蒸れの問題は特に気にする必要なし。蒸れよりむしろ、サイズの合わない帽子は、頭皮の血行に悪影響を及ぼすので要注意。
辛い食べ物の刺激で薄くなる~!
育毛によくないと言われる刺激物の代表といえば辛い食べ物だが、毛が抜ける刺激ではない。辛いものを食べると、発汗が促されたり、全身の新陳代謝が活発になる。代謝の促進によって抜け毛が増えることもあるけど、それは抜けるべき古い毛が抜ける代謝の一環、気にすることなし。
ロン毛にすると後々ハゲる!
ロン毛やパーマにするとハゲってバカにされたことがあるって? ある意味で髪を痛めつけてるかもしれないけど、AGAが進行するという根拠はない。ただし、ロン毛やパーマは、洗髪したり、手入れする際にひっかかって抜けたり切れるリスクは高いし、髪が重くなれば短い毛より抜けやすくなるのは当たり前。薄毛が気になってる人は短いほうがいいかもね。
筋トレしすぎるとハゲてくる!
「30分以上のトレーニングを1週間に2回行うことで男性ホルモン値が10%上がった」というデータあり。薄毛の原因であるDHTは男性ホルモンから生成されるので、トレーニングをし過ぎると男性ホルモンが増えて、AGAの進行が早まる体質の人は危険。マッチョでふさふさの人もいるから、何ごとも適度がいいみたい。
トリートメントしすぎると抜ける!
あくまでも一般的なヘアトリートメント自体に、薄毛が促進されるものは含まれていないはずで、育毛にヘアトリートメントを使うとダメということはない。ヘアトリートメントは髪を中性に保ち、どちらかといえば抜けないようにしているので、使わないという選択はリスクが高い。一番まずいのは、すすぎをしっかりせず、シャンプー剤にしろ、トリートメント剤にしろ、それらが頭皮に残って酸化することで炎症を起こしたりすることのほうがヤバいのだ。
糖質制限ダイエットで髪が成長しなくなる!
糖質を摂るのがいいのか、摂らないほうがいいのか、確たるエビデンスは聞いたことがありません。しかし一般的に、糖質ダイエットをする人は、いろいろ我慢して必要な栄養素も不足しがちって心配も。発毛のための必要な栄養素をきちんと摂取することを心掛け、過度の食事制限やダイエットには要注意。
水道水で髪を洗うと塩素でハゲる!
東京の水道水でさえ飲んでも大丈夫なので、その程度の塩素なら髪にあたっても問題なし。プールの水など塩素で消毒してあるが、とはいえ、塩素そのものがAGAの原因になることはない。心配なのはプール後シャワーを浴びなかった時や酸性の雨などじゃないかな。塩素や酸が頭皮に残ることで髪を痛める可能性があるので、きちんとすすいで、清潔に保つことが重要なのだ。
【 体 質 】
硬い髪質の人はハゲにくい?
硬い髪がハゲにくいのではなく髪が硬いうちはまだAGAが進行していないということ。AGA、加齢変化によりどんなに硬い髪の人でも徐々に細く柔らかくなっていく。
毛深い体質だといずれハゲる!
薄毛の原因DHTは男性ホルモンから生成される。ハゲる人はこの男性ホルモンへの感受性が高く、男性ホルモンによって濃さが左右される体毛でも同じことが言える。
白髪体質の人はハゲにくい?
白髪と薄毛の進行に関連性なし。白髪が目立つほどに髪が残っている=まだ薄毛が進行していないというだけで、結果として白髪の人がハゲていんあいように見えるだけ。
母方の祖父が薄いと、孫もハゲる!
DHTに対する感受性、つまり薄毛になるか否かは母方の系列(X染色体)から遺伝するため、母方の祖父との相関関係がある。AGAは遺伝的要素が81%といわれている。